天然素材にこだわった人気の蜜蝋(ミツロウ)ワックス。
情熱を持って生産に取り組む生産者の声をお届けします。
製材業者と養蜂家との出会いからはじまった
■開発者・小川耕太郎さんの話
小学校の見学で、使われている化学塗料の為気分が悪くなった!
1996年に、地元材を使った小学校が建ち、見学に行きました。ところが、塗料に含まれた化学物質で気分が悪くなってしまいました。
当時、私は家業である製材業を営んでいましたので、木の本来の良さを生かし、化学物質に頼らないワックスが出来ないだろうかと考えました。
試行錯誤の末、木の呼吸を妨げず、自然な艶を与えるワックスが出来ました。「未晒し蜜蝋(ミツロウ)ワックス」です。
原料につきましては、地域の誰がどのような考え方で、どのように生産したかが分かるモノを利用しております。特に養蜂場を営む中村夫妻との出会いが、決定的でした。
写真は小川耕太郎、百合子夫妻。三重県尾鷲市賀田の町の高台にて
自然を生かす産業を守ろう
私どもは「未晒し蜜蝋(ミツロウ)ワックス」の製造販売を通して山の循環産業に寄与したいと考え、利益の5%を自然に帰す取り組みをしております。2001年は5% で93,000円になり、地元の栃の原生林にミツバチの巣箱を置き、栃の花の受粉のお手伝いをしました。また、栃の森でのコンサートを企画し環境教育の紙芝 居の上演等を計画しております。
1、「未晒し蜜蝋(ミツロウ)ワックス」をNPOエコリビング推進認証協議会のエコマテリアル認証に申請し、情報公開を進めていきます。
2、地元尾鷲市の森林組合・木材協同組合・プレカット工場・内装材工場・林業家・製材業者等の方々と木材関連商品販売会社「(株)おわせ木楽屋」を設立し、木の事なら何にでもお答えできるような体制作りを始めました。
3、シックハウス・シックスクールに対応できるよう、多くの方々のアンケート調査をはじめました。その調査結果を参考に、三重県に「シックスクールに配慮したモデル校」を作ろうと提案しております。(予算が下りました。)
4、子供たちに環境について学んでもらうため、三重県環境部に「環境教育プログラム」の作成を提案し、企画を提出しました。
5、山を生かすため提案書を作成し、北川知事をはじめ多くの方々に提案を始めました。
A 建築用材としての需要創造および販売戦略
B 建築用材以外の需要創造および販売戦略
C 山をエコツアーと環境教育に利用する方法
D 複合バイオマス利用の仕組みづくり
E 不在村山主および保安林を対象にした山林管理請負の仕組みづくり
F CO2の排出権市場の研究
6、化学物質過敏症患者の方々、食物アレルギーの方々の集まり・建築士会全国大会・新聞雑誌、テレビ、ラジオ・自社「山SUN通信」等で「自然を生かす産業」の大切さを伝え続けております。
7、私たちは次の世代に安心・安全・健康な暮らしを繋げるために、自然を生かし・守り・育てる産業を大切にした上での発展を考えなくてはならないと考えております。
最大の特徴は、蜜蝋(ミツロウ)を伸ばすのにシンナーなどを一切使わずに一番搾りの純正エゴマ油(無農薬)を使うこと
蜜蝋(ミツロウ)を生産する中村夫妻
日本で一番遠くから富士山を望めるという、南紀州、妙法山方面へ上る途中に、中村誠一さんの「蜂場」(はちば)がある。20才の頃から趣味で養蜂を続けてきたが、脱サラの後、奥さんと養蜂業に専念。
中村さんが小川耕太郎さん夫妻から依頼を受けて共同開発したのが「未晒し蜜蝋(ミツロウ)ワックス」で、その最大の特徴は、蜜蝋(ミツロウ)を伸ばすのにシンナーなどの有機溶剤をいっさい使わずに、一番搾りの純正エゴマ油(無農薬)を使うこと。
しかし、完成品に行き着くまでには様々の試行錯誤があった。その配合への挑戦が続いたが、中村さんには自信があったという。
巣箱を持つ中村さん。一箱に2万〜3万匹いるという
蜜蝋(ミツロウ)とはミツバチの巣の事です。
どのように作られるかというと
1、ミツバチがお腹いっぱいハチミツを食べ
2、ブドウの房のようにお互いにくっつきあってぶら下がります
3、その状態で約24時間すると、身体のロウ線というところから蜜蝋(ミツロウ)を分泌します
4、その蜜蝋(ミツロウ)で巣を作るのです。
蜜蝋(ミツロウ)ワックスに使われている蜜蝋(ミツロウ)は、国内で養蜂をしている方々にお願いして、ハチミツを搾った後の余った巣を湯煎で溶かし、さらしでゴミだけ取ってもらった蜜蝋(ミツロウ)です。
蜜蝋(ミツロウ)は口紅の原料として利用されており、色付けをし易くするため漂白しているものがあるのですが漂白剤が混じってしまう恐れがあるため、あえてさらしで漉しただけのものを使用しております。
エゴマ油のエゴマとはシソ科の一年生植物で、春に種をまくと9〜10月頃に白い花を咲かせ、自然に結実します。種実はもちの味付け等に、葉は韓国風焼肉の 時に肉をまいて食べるときに使われており、種実を搾って採った油もα-リノレン酸が多く含まれた健康油として自然食ショップ等で販売されております。
ちなみに、ヨーロッパではα-リノレン酸はアトピーに効くといわれており、民間薬として使われているそうです。日本では食用のほか、番傘の防水や骨董品の艶出し、伊勢神宮の御灯明等に使われております。
蜜蝋(ミツロウ)ワックスに使用しているエゴマ油は愛知県の食用油メーカーが中国から種実を輸入し、自社工場で圧搾したものです。種実の段階で食用に適したものだけ を輸入しておりますので質が高く、「日本エゴマの会」の会長さんに食べられるほど安全な油をワックスに使うなんてもったいないと叱られてしまいました。
私どもの蜜蝋(ミツロウ)ワックスはこの二つの原料だけを湯煎で溶かし、ある一定比率で混ぜ合わせたものです。フローリングや家具等に自然な艶を与え、防水や汚れ止めの効果があります。また、上記の原料のみで作っておりますので、化学物質過敏症の方やアレルギーのある方でも安心してお使いいただけます。
蜜蝋(ミツロウ)ワックス
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